荒れ狂う海を横目に、べた凪の海で潜る
昨日、香住沖の波の高さはナウファス柴山(港外)で波高1.6m、有義波周期8秒台とうねりがすごくて、佐津ビーチは東映映画のオープニング状態。ざっばばーんっと波が磯を洗う景色、沖も波がすごいです。ファンダイビングは中止となりましたが、私の講習チームだけは、午後から海況が治まる方向の予想から、午後に潜りに行きました。
最大水深が-5mというビーチポイント「竹野シーサイドホテル前ビーチ」ですが、台風が直撃しない限り潜れます。防波堤で波をブロックしているので、海水の出入りが少ない分、水温は他のポイントよりは1-2度ほど低く、透明度も平均5m前後と、他のビーチポイントより悪いですが、それでも生き物たちはたくさんいます。波が次第に高くなる秋の日本海にあって、このポイントは穏やかに講習のできる唯一のポイントといってもいいでしょう。
このビーチポイント、ファンダイビングという観点では、ガイド泣かせなポイントでもあります。それは、砂地が全体的に広がるポイントなので、ナチュラルナビゲーションに役立つような目標がほとんど無いのです。ガイドロープももちろん無いので、コンパスナビゲーションだけが頼りなのです。おまけにほとんどの場所が水深3-4m前後なので、最大水深5mのところを見失うと、ダイビングが成立しない可能性があるのです。
今回の講習はマンツーマンだったので、荒れ狂う竹野浜海水浴場を横目に、穏やかなシーサイド前でセッティングして、のんびりと講習を行いました。ただ、曇りで風が強く、気温が20度程度と肌寒い一日だったので、水面休息時間は30分程度で抑え、講習ダイブも30分以内で終わらせるようにしました。
海の中では、ニジギンポが缶の中やサザエの殻のなかに卵を産み付けていまして、オスがけなげに守っていました。いいですねぇ~!最大水深付近は吹きだまりになっているようなところで、よくゴミが落ちているのですが、今年はあまり落ちていないようです。
ほとんどが幼魚の中で、アマモ畑にいた、でかい魚「コチ」。奇妙な形と体色に似合わず、目がハートマークなのがとてもキュートだと勝手に思ってる私ですが、これでもコチに会うのはまだ4-5回しかありません。お客様が触ろうとした瞬間、体を180度ひねって、後ろへ向いたと思ったら、あっという間にどこかへ行ってしまいました。他にいたのはキュウセン♂♀、カワハギyg、アイゴygの群れ、ハゼの子供の群れは中層に見られました。


最近のコメント